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PERFORMANCE
マクベス
About KPR
作品紹介
舞台には中央部に頭上から常時石が降り注いでいる。
客席から石の降り口は見えない。
そこへ4人のスーツを着たサラリーマン風の男達が、大量の石に埋もれた運搬用一輪車で一人ずつ舞台へ運びこまれ、四隅に打ち捨てられる。それは、無機物のように扱われ、死体のようでもある。
男たちは四隅から立ち上がり舞台中央に集まる。
降りしきる石の中、男達はセリフを紡ぎだす。石のぶつかる音により大半のセリフ≒声はかき消されることになるが、
石の音の合間に聞こえる声は、その輪郭をよりはっきりと際立たせ、石による意思の疎通がより深く行われることとなるだろう。
石と石とのぶつかり合いすなわち意思と意思のぶつかり合いは社会の縮図でもあり、その声はいくつもの石がぶつかりあうように響く。
舞台写真
公演履歴
07/2013 Toga/Japan Toga Art Park Lift Theatre
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